2022年02月22日 12:25

ここるくとピープルは、保育園の子どもたちと企業とが協同して持続可能な社会づくりに取り組む「こどもSDGsプログラム」を実施する。

SDGsの取り組みに力を入れる保育園が増え始めている。現状として保育園で実施されているSDGsの取り組みの多くは、「水道のお水を大切に使う」「給食を残さずに食べる」「地域のごみ拾いをする」など、園での生活に密着したものが中心。それらの活動をさらに発展させ、子どもたちと企業との共創プログラム「こどもSDGsプログラム」が生まれた。子どもたちにSDGsについての知識を分かりやすく伝え、課題解決プロセスを開放して適切にサポートすれば、きっと子どもたちは主体的に動き出すはず。そう考えたことから、保育園で実施できる4ステップのプログラムを開発。子どもたちの学びに企業が参画することで、企業単体では得られなかった視点や発想をもたらす。

この趣旨に賛同したのが、40年間に亘って乳幼児向けおもちゃを作り続けているピープル。同社は、「ジェンダー平等な社会づくりとは、子どもが好きなモノ・コトを自由に選べる毎日の積み重ねなのではないか?」というここるくからの問題提起を受け、おもちゃ選びを通して子どもたちが社会や周囲の大人から受け取るメッセージの重要性に着目。「好きなモノ・コトを選ぶ時に性別は関係ないのだ」というメッセージを子どもたちに届けたいと願って、今回のプログラムへの参画を決定した。こどもSDGsプログラム第1弾「ジェンダーレスおもちゃ編」として、新しいパッケージ開発や商品開発などに活かすことを視野に入れ、子どもたちとの協同プログラムに臨む。

ここるく