2022年02月21日 19:15

山口県阿武町の「まちの縁側推進プロジェクト」の基幹施設となる「道の駅阿武町」に併設する「ABUキャンプフィールド」が、3月12日グランドオープンする。

山口県北部の日本海に面した「阿武町(あぶちょう)」は、人口約3000人の小さな町。今や当たり前のように、田舎でもどこにでもあるコンビニが無いなど、大きな開発を行っていないため、古くから阿武町の暮らしを支えてくれていた豊かな「森」「里」「海」が残っている(2018年9月に町全域が日本ジオパークに認定)。

道の駅に隣接された「ABUキャンプフィールド」では、キャンプのほかに、カフェやテストキッチンなどで地域の食を体験でき、その他、阿武町の暮らしを体験できる第一次産業に関連する様々なプログラムに参加することができる。この場所をゆっくりと腰をかけて阿武町を体験できる「まちの縁側」にしたいと考えている。

阿武町では2007年から本格的に移住促進事業をスタートさせ、毎年10件程度の移住があり、一定の成果を出しているが、この移住をさらに加速させることが課題解決に繋がると考えている。移住先として「選ばれる町」になるためには、まず阿武町の魅力を知ってもらうこと(関係人口拡大)が重要。その第一歩となるのが「ABUキャンプフィールド」だ。ひと・ものの流れを整え、阿武町の魅力に触れてもらい、地域内循環を目指す。

ABUキャンプフィールドは、電源区画サイト5500円、フリーサイト4400円、デイサイト2750円。3月12日グランドオープン。