2022年02月18日 15:27

INERTIAは、2021年8月~2022年3月にかけ、オンライン教材「easelシリーズ」の導入実証を行っている全国の小中高校における「EdTech導入の実証事例集」を一般公開した。

本事業は、EdTech導入補助金2021(経済産業省)の支援を受け、全国41校にオンライン教材「easelシリーズ」を提供し、実験的な学習環境構築を行なったもの。本事業の成果を受けて、2022年も引も続き全国の小中高校の参加拡大を目指し、各学校への新たな学習環境づくりを支援していく予定。

今回導入した学校には、オンラインプログラミング教材の提供のほか、学校同士の横のつながりを生み出すことを目的に「easel meet」という取り組みを実施。そこで、導入校の先生たちに、実際にどのようにカリキュラムや目標設定を行なったのか。また、導入してみてよかったことや逆に困ったこと、それをどのように改善していったかなどを聞き、他の学校が参考にしたり、意見を述べ合ったりする機会を設けた。

また、導入校の生徒のモチベーションアップの機会として、「easel school」を全7回開催し、監修者である脇田玲さん、田所淳さんによるワークショプをオンラインで実施。2022年2月現在開催している「easel Award」では、導入校の生徒に「easel」で作った作品を投稿してもらい、監修者がよかったものを選ぶコンテストを開催した。作品はデジタルアートのプラットフォームで見ることができ、学校という枠組みを超えて生徒同士が刺激を与え合う場を目指す。