
マイボイスコムは、23回目となる「インターネットバンキングの利用」に関するインターネット調査を1月1日~5日に実施し、1万171件の回答を集めた。
同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、インターネットバンキングの利用経験者は7割強。現在利用している人は66.2%、2018年調査以降微増傾向だ。インターネットバンキングで利用するサービスは(複数回答)、「口座情報の照会・明細の確認」が利用経験者の85.0%、「振り込み・送金」が78.4%、「ネットショッピングなどの決済」が38.9%。「新生銀行」「住信SBIネット銀行」主利用者では「振り込み・送金」、「PayPay銀行」「楽天銀行」主利用者では「ネットショッピングなどの決済」が他の層より高くなっている。「auじぶん銀行」「ソニー銀行」主利用者では、「定期預金・積み立て」が3位に位置している。
インターネットバンキングを現在利用している人が、利用している銀行は(複数回答)、「楽天銀行」が51.6%でトップ、「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」「三菱UFJ銀行」が各20%台、「三井住友銀行」「PayPay銀行」が各2割弱で続く。「住信SBIネット銀行」「PayPay銀行」は、男性で比率が高い。インターネットバンキング利用意向者に、今後どの機器から利用したいかを聞いたところ(複数回答)、「パソコン」が79.0%。「スマートフォン」は54.8%で、過去調査と比べて増加傾向。「タブレット端末」は9.2%となっている。「auじぶん銀行」「セブン銀行」主利用者では、「スマートフォン」が「パソコン」を上回り1位となった。