2022年02月17日 18:21

マツリジャパンと、JR東日本スタートアップは共同で、「祭り留学」を2021年7月1日よりスタート。2月12日に男鹿市の真山神社にて開催した「祭り留学」修了式をもって、すべてのプログラムが終了した。
「祭り留学」とは、祭りや伝統行事当日に参加者を誘客するだけでなく、祭り開催以前のアクティビティを通じて祭りや地域に興味を持つ地域のファンを生み出し、新しい祭り参加や地域との関わり方を生み出すプログラム。2021年度は秋田県男鹿市の男鹿のナマハゲをテーマに、男鹿市観光協会DMO推進室の協力のもとオンラインとオフラインを掛け合わせたツアープログラムを展開した。
今回の「祭り留学」修了式は、2021年12月4日に開催されたなまはげに触れる現地体験ツアーあるいは12月5日のナマハゲ伝導士試験を受講し、かつ、第59回なまはげ柴灯まつりに来場した人々を対象に、今年度の「祭り留学」修了生として認定。男鹿市のファン(関係人口)としてより一層男鹿地域への愛着度を高めてもらうことを目的に実施された。
式典では、これまで行われた「祭り留学」の出演者を交え、オンラインツアーや現地体験ツアーで歩んできた留学プログラムを振り返った後、記念の修了証贈呈が行われた。了証贈呈の後、なまはげ面彫師である石川千秋さんが今回のプログラムに合わせて特別に製作した木彫りのなまはげ面が贈呈された。
今後は、「祭り」を起点として地域と人をつなぎ、地域のファン(関係人口)を生み出すプログラムとして、「祭り留学」を更に広い地域で展開できるスキームの構築を目指していく。