2022年02月15日 12:00

Innovation Designは、みなとみらいのhaishop cafeにて、地産地消の食材を使用した惣菜「haishop DELI(ハイショップ デリ)」の提供を、2月16日より開始する。

近年、SDGsの理念浸透を背景に、サイズや見た目などの問題で今まで廃棄されていた食材を有効活用した取り組みに注目が集まっている。haishop cafeでは2020年より、規格外を含む無農薬野菜を販売するマーケットを毎週末に開催してきた。野菜の販売を通して食品ロス削減につなげるとともに、旬の野菜の美味しさをより多くの人に届けたいと、昨今のテイクアウト需要にも応えられるhaishop DELIを企画した。

食材の調達にかかる環境負荷に配慮し、デリで提供する料理には日本サステイナブル・レストラン協会が定める地産地消の基準である半径80km以内の食材を使用する。8割をヴィーガンメニューとし、気候等の条件により収穫量が左右される生産者の事情もふまえ、メニューは固定せず週替わりで提供。また、生産者から仕入れた野菜を余さず活用するため、マーケットの野菜の販売状況を見ながら、セットメニューで提供する野菜スープやデリに使用する食材を決定する。

店内での提供に加え、環境に配慮した素材のテイクアウト容器を使用し、持ち帰り需要にも対応する。本取り組みを通して地域全体での食品ロス削減を目指すと同時に、飲食業界におけるサステナビリティを追求すべく、今後も新たなメニュー開発を進めていく。