2022年02月14日 09:59

愛知県は、同県の魅力をスタジオジブリの世界観に沿って描いた観光動画「風になって、遊ぼう。」の再生回数が、公開から2週間となる2月10日14時までにおよそ30万回(日本語・フルバージョン)に到達した。
この作品は、スタジオジブリが初めて手掛けた観光動画。愛知県内の観光スポットを単に紙芝居的に見せるのではなく、主人公の少女が「風になって」県内各地を駆け巡るストーリー仕立ての構成になっている。ジブリ作品に通底する、風や飛翔、走る喜びや、歴史を感じるノスタルジーを巧みに織り込んだ構成に加え、映像や音楽とのシナジーも相まって、公開直後から、YouTube上では好意的な反応が続出。2月10日14時現在、6000件を超える高評価と300件以上のコメントが寄せられている。
同作品では、愛知県内の各エリアにある、歴史、産業、自然・都市景観という同県らしいテーマに沿った、全15スポットを紹介している。紹介スポットは、旧豊橋鉄道田口線(新城市・設楽町)、日本遺産「有松」(名古屋市)、常滑やきもの散歩道(常滑市)、窯垣の小径資料館(瀬戸市)、サツキとメイの家(長久手市)など。
クリエイター陣の思いと、愛知県のロケーションが見事に調和して生み出された観光動画「風になって、遊ぼう。」。同県では、11月1日に控えたジブリパーク開園を見据え、この作品を大切に活用していく。