2022年02月10日 09:57

江ノ島電鉄は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で盛り上がりを見せる鎌倉と、夜間イベント「湘南の宝石」が開催中の江の島島内を結ぶシャトルバス「R134BUS」の実証実験を実施する。
江ノ島電鉄では、湘南エリアでの暮らし・観光をより楽しくする、「湘南MaaSプロジェクト」の一環として、地域課題である交通渋滞軽減や地域回遊性向上に寄与することを目的とし、シャトルバスならではの魅力を提供することで、公共交通利用促進と国道134号線を活用した新たな観光スタイルを目指していく。また、今回の実証実験ではヴァル研究所およびOpenStreetの協力を得て、IoT活用やラストワンマイルの充実も図っていく。なお、同社においては、座席予約制での鎌倉江の島間直行バスは初めての試みとなる。
同実証実験では、オンライン座席システム「Sokko-bus」を導入し、「座って移動」の安心感を事前提供。鎌倉~江の島島内間のアクセス向上、徒歩移動軽減によるバリアフリー向上をする。また、バス車高から見る海岸線の風景や車内サービスによる新たな観光体験、自家用車以外での国道134号線ドライブ体験による新たな観光コンテンツを提供。さらに、シェアサイクリング「HELLO CYCLING」のクーポン提供による、環境に優しい観光体験と観光目的地へのラストワンマイルを提供する。同社では同実証実験の結果を踏まえ、顧客のニーズに合わせた新しいモビリティサービスを検討していく。
実証実験モニターは無料(別途アンケート調査に協力)。運行期間は2月23日~28日(2月9日より受付開始)。