2022年02月04日 09:29

LAGOON BREWERYは、日本酒およびその他の醸造酒の製造免許を新規に取得し、2021年12月から酒づくりを開始。このたび、事業資金を募ると同時に、新規で取得できる日本酒の製造免許には輸出用限定という制限があることを多くの人に知ってもらうため、クラウドファンディングを開始した。
日本酒業界では、日本酒の製造免許を新規で取得することが法的な要件から実質的に不可能だったため、ながらく新規参入がほぼない状態が続いていた。しかし2021年4月、マーケットが拡大している「海外向け」であれば日本酒製造免許を新規で取得できるような規制緩和があった。
LAGOON BREWERYは日本酒を製造する。ただ、輸出用に限られるため、日本国内で販売することはできない。しかし、国内の人々に期待を持ってもらうためにも、「その他の醸造酒」という酒類の製造免許を同時に取得した。この製造免許では、日本酒の祖先とも言うべき「どぶろく(にごり酒)」や、日本酒づくりの工程の中で原料や製法に創意工夫を凝らしたユニークで多様なお酒(SAKE)をつくることができ、国内でも販売が可能となる。
クラウドファンディング実施期間は、2月3日~28日23時59分まで。リターン(返礼品)は、「1年間の成長を見守る頒布会」。創業して初めての酒づくりである仕込み第1号から、その後に続く仕込み12号までの計12本(種)を、1年間にわたって届けるスペシャルな頒布会(サブスク)となる。酒づくりの様子は活動報告やSNSで随時発信。