2022年01月27日 09:04

ユーグレナは、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとにした、「お酒に強い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を公開した。
ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスは、個人の健康リスク・体質・祖先について300項目以上の遺伝子型を解析し、どのような病気にかかりやすいか、どのような体質の遺伝的傾向があるかについて結果を提供するサービス。体質や病気の発症は遺伝要因だけでなく、食生活や生活環境など環境要因も大きく影響を受けるため、自分の遺伝子情報を理解したうえで生活習慣を見直すヒントに役立てることができる。
今回、この遺伝子解析サービスの利用者の中から2万人以上のゲノムデータを用いて、「二日酔い(SNP:rs671)」という項目を解析した。遺伝子解析項目「二日酔い」は、少しのお酒でも二日酔いになりやすいかどうかに関する項目で、「お酒を飲んでも二日酔いになりにくいタイプ」、「お酒を飲むと二日酔いになりやすいタイプ」、「そもそもお酒が飲めないタイプ」の3つのタイプがある。今回の調査では、この遺伝子の型のなかで、相対的にお酒に強いと想定される遺伝子型に該当する人の推定割合を都道府県別に算出し、数値化した。上記の解析結果より、お酒が強い遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県は、1位が青森県、2位が沖縄県、3位が岩手県、4位が秋田県、5位が山形県という結果になった。また、上位に東北エリアが多く、下位に近畿エリアが多くなる傾向が分かった。