2022年01月21日 12:08

ライトライトが運営するクラウド継業プラットフォーム「relay(リレイ)」は、長野県長野市の伝統野菜「松代一本ねぎ」栽培を担う生産者を募集開始した。
「relay」は、事業を譲りたい経営者と、事業を譲り受けたい候補者をマッチングさせるサービス。従来のM&Aマッチングサイトと異なり、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者を公募するという特徴がある。
松代地区で明治時代から栽培されている「松代一本ねぎ」は、信州の伝統野菜にも選ばれているお墨付き。生産者団体「松代一本ねぎの会」会長の北村和昭さんは、飲食業界から農業に参入して今年で11年目。歴史も味も一級品の松代一本ねぎに惚れ込んで、数々の挑戦を続けてきた。北村さんは、松代一本ねぎの伝統と味を残してより多くの人に届けるために、栽培を担ってくれる人を探している。
「松代一本ねぎへの関わり方は、人に合わせて様々な形があると思います。私が代表を務める農業生産法人・株式会社フレッシュ信州でまずは経験を積むのもよし。もちろん、新規就農して一人で始めても構いません。他にも例えば、車で30分ほどの長野市街地で平日は別の仕事をしながら、土日だけ農業に関わりたい人も大歓迎です」と話す北村さん。あらゆる現場で食の世界を見てきた北村さんと共に働けることも、松代一本ねぎの後継者になればこそ。「まずは人」と何度も語る北村さんと、豊かな伝統と食文化が根付く松代で、新しい挑戦に一歩踏み出してみてはいかがだろうか。