2022年01月20日 09:41

シグマクシス・ホールディングスは、1月、東急と多摩田園都市エリアにおける、生活者起点の新たなまちづくりに向けた取組み「nexus構想」の推進に関する基本協定書を締結した。子会社であるシグマクシスとシグマクシス・インベストメントによるチームを組成し、東急と共同で「nexus構想」の実現に向けた活動を推進していく。

生活者が都市やまちに求める価値が多様化している。新しいまちの実現に向けて、生活者起点でのまちづくりを推進するのが「nexus構想」だ。東急およびシグマクシス・グループは、企業や行政との協業により循環型のコミュニティや地域ネットワークを構築し、生活者一人ひとりの自由で豊かな暮らしを実現するための活動に取り組む。

本構想では、東急沿線郊外の多摩田園都市をnexus構想エリアと位置づけ、住む・学ぶ・働く・遊ぶといった生活が自然や農と融合する、「歩きたくなるまち」への進化を目指し、東急と当グループがその座組みづくりと具体的な施策を進める

シグマクシス・グループは本構想において、最適なプレイヤーを集め連携を推進する「アグリゲーター」としての役割を担う。具体的には、本構想の深化と改善、バディの招へい、バディ間の連携促進によるコンソーシアムの形成、本構想の理解促進に向けた勉強会の開催、実証実験および事業化の計画・実行支援、広報活動に取り組む。バディによる実証実験および事業化においては、必要に応じてコンサルティングサービスの提供や投資による支援も行う。