2022年01月18日 09:52

アジラは、「防犯カメラが変わる、新時代の警備DX」をコンセプトにした施設向けAI警備システム「アジラ」をリリースした。

社会インフラや大型商業施設、オフィスビルなどでは、近年防犯対策として多数のカメラが設置されている。人々の安全・安心に対する意識が高まる一方で、増大するカメラ映像に対して映像を監視・確認する人の数は限られており、将来の労働人口減少により監視を担う警備員の減少や人件費の高騰も懸念されている。

同社が提供する「アジラ」は、既存の防犯カメラシステムをAI化できる施設向けAI警備システム。カメラ映像の中から、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知することができるため、映像を監視する警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しも無くすことができる。「アジラ」の特徴として、導入後数日間で防犯カメラに映る人々の行動を自ら学習し、それらの行動から外れた通常とは異なる行動を「違和感行動」として検知。これにより、事件や事故が発生する前の予兆行動をも捉え、通知することができるため事故の予防にも寄与する。

「アジラ」は24時間365日フル稼働。異常行動を検知した際、管理画面へ即時通知を送ることが可能で、巡回や立哨業務の約20%を削減した実績(同社実証先にて)がある。また、導入はカメラ1台から可能で、サーバー1台で最大50台のカメラ映像を処理できるため低負荷で運用可能。運用サポート体制も整えており、初めての導入でも安心して利用できる。

初期費用やハードウェア費用は必要なく、カメラ一台あたり月額5000円にて導入が可能。

アジラ