2022年01月14日 15:46

TBMはECサイト「ZAIMA(ザイマ)」で、WATALISが企画、製造、販売する、箪笥に眠る古い着物地をアップサイクルするブランド「WATALIS(ワタリス)」の取り扱いを開始した。
ZAIMAは、商品ラインアップにおいて素材の環境負荷に着目。再生材料、カーボンニュートラル、枯渇性リスクの低い環境配慮型の素材を使用した製品を揃えるマーケットプレイス。製品や素材のライフサイクル等に関する環境影響を紹介、各製品の配送におけるカーボンオフセット機能を搭載している。今後、廃棄物の削減やリサイクルを促進する仕組みをインクルーシブな価値として顧客に還元し、マーケットプレイス全体で地球に再生的な影響を与えていくことを目指している。
一方、WATALISは、箪笥に眠る古い着物地をリメイクし、アップサイクルに取り組むブランド。東日本大震災の被災地である宮城県亘理町で、地域の女性たちが立ち上げ、箪笥に眠る古い着物地をリメイクし、再び世に送り出す「アップサイクル」に取り組んでいる。
日本で処分される衣服の量は、年間約77万トン。このうち約63%は焼却・埋立処分されており、毎日大型トラック約130台分の衣服が焼却・埋め立てされている状況。大量の衣服を処理するために、運搬・焼却などを行うことで環境負荷が生じている。今回のプロジェクトを通して、アップサイクルにつながるきっかけづくりになればと考える。