
ウェブシャークは、米国ビーズソファブランド「Yogibo」を世界に展開するYogiboを買収することを決定し、持分譲渡契約を2021年12月11日に締結し、2021年12月30日に100%取得が完了した。
「Yogibo」は2004年に米国Yogibo創業者のEyal Levyさんが妊娠中の妻のためにうつ伏せに寝ても楽になれるビーズソファを開発したことがきっかけで誕生したブランド。2014年11月にウェブシャークが日本総代理店契約を締結し、日本国内におけるYogiboの販売を開始した。以降、日本各地への戦略的な店舗出店や独自のマーケティング施策により順調に売上を伸ばしている。
同社は創業当時からグローバルでビジネスを展開することを前提としており、2021年7月に米国Yogiboより買収の打診があったことから実現の運びとなった。同時に、現在まで「Yogibo」は各国のブランドデザインが均一化されておらず、海外渡航したユーザーのブランドイメージに悪影響を及ぼす可能性があることから世界的なデザインの統一を推進する。
本買収後、現在のYogibo経営陣は引き続き経営に携わる。今後の方針としては世界規模でのオペレーション業務のDX化、日本で採用されているビッグデータやAIを活用した需要予測等の各国への導入や基幹システムへのデータの統合を進めていく。さらに、ブランドをより強固にする為の製品品質の向上、ブランドイメージにまつわるマーケティング戦略の再構築を行う。
買収完了日は、持分譲渡契約を2021年12月11日に締結、2021年12月30日に完了。