2022年01月12日 19:32

「エクサ」はカシオ計算機の「MY G-SHOCK」において、部品構成・組合せを生成するエンジンとして、統合BOMソリューション 「SPBOM」を導入した。
「MY G-SHOCK」は、複数のパーツを自由に選択することで、約190万通りの組み合わせの中から自分好みのG-SHOCKを作ることができるカスタマイズサービス。これを実現する上で必須となったのが、WEBサイトと製造現場をダイレクトにつなぐBTO(Build To Order:受注生産)システム。
カシオ計算機はエクサのSPBOMを導入し、基幹システムで維持管理されている部品表データに対して、シンプルな連携ルールを設定。それにより、コンポーネント(パーツ)構成マスターを自動生成する仕組みを構築。Excelなどを使った手作業による膨大なマスター情報の作成および変更管理が不要となった。又、受注(組み立て)可能なパーツを即座にWEBサイトへ展開することで、MY G-SHOCKサービスにおける新たなユーザー体験を支えている。
「SPBOM」は、ECサイト上においてユーザーが選択する単位であるコンポーネントとその構成要素であるパーツの関係をマスター情報として保持。基幹システムの部品表データに対して各コンポーネントと関連付けた連携ルールを設定することでコンポーネント構成マスターの自動生成を実現した。事例詳細はこちら。