2022年01月06日 12:36

キング通信工業は、シルエット動画で動きを見守り、介護施設や医療機関で働く職員の負担を軽減する介護ロボット、シルエット見守りセンサ「WOS-321」を1月11日より発売する。

同社では、入所者・入院患者が転倒や徘徊に至るのは、ベッドから一人での移動がきっかけと捉え、この移動を未然に防ぐため、シルエット動画を利用したベッドからの移動を見守るシステムを提供してきた。2014年に最初の機種を発売後、累計約500施設に導入、約3200台以上稼働している。今回新たに発売する製品、シルエット見守りセンサ「WOS-321」は、従来機の機能を引き継ぎながら、実際に利用している職員からの声を形にしている。

「WOS-321」は、カメラで撮影した映像ではなく3Dセンサにて、プライバシーへ配慮したシルエット動画にしている。シルエット見守りセンサ本体は、「センサLED部の赤色光を視認できない」、「無音」、「電源ランプの消灯モード」といった見守られる人の睡眠を妨げないように配慮した。シルエット見守りセンサ本体が、見守られる人の動きを「起き上がり」、「はみ出し」など段階を判別してお知らせ。見守りモニタに表示されるアイコンと通知音楽が異なるので、直感的に判断できる。シルエット動画により、リアルタイムで見守られている人の様子を把握が可能。また、シルエット見守りセンサが検知と判定した箇所を枠で囲って表示するので、何に反応したか一目で分かる。

定価は30万円(税抜)。

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