2021年12月28日 12:42

長野県飯綱町では、「しごと」を創るビジネスコンテスト「いいづな事業チャレンジ2021-2022」を開催。来年の2月5日の最終発表会に向けて、8月から開始しているセミナー等の参加者たちが、事業計画の作成、発表プレゼン資料の作成に取り掛かる。

本企画では一般的なビジネスコンテストとは異なり、新しい事業を考える上で参考となる「ミート&グリート」で過去のチャレンジャーや起業者から学ぶ。さらに、より具体的にイメージする「かべうち」で熱い思いを引き出し、事業計画をブラッシュアップする「事業計画ゼミ」を実施。加えて、町が強力にバックアップして、自分たちがやりたいビジネスの実現に向けてチャレンジしていくプログラムとなっている。

このいいづな事業チャレンジは今年で5回目。過去4回についても、起業にあたってのセミナー等を受けた多くのチャレンジャーがビジネスプランを発表し、優秀提案者へは町からの創業支援等により、様々な「ローカルベンチャー」を輩出してきた。たとえば2018年度グランプリ・小野司さんは、廃校となった旧三水第二小学校をリノベーションしてオープンした「いいづなコネクトEAST」にて、林檎学校醸造所(シードル工場)を開業。

「いいづな事業チャレンジでは、自分たちの想いとプランを伝えることができ、開業後も町役場から応援していただいている。また、事業プランをブラッシュアップする機会にもなり、スムーズに事業をスタートできた」と語っている。「いいづな事業チャレンジ」実施概要はこちら