2021年12月28日 09:29

ロスゼロは、食品ロス削減に関する啓発活動を積極的に行い、2021年は将来を担う学生を中心に、のべ1900名超に講演・講義を実施した。

同社は、食品ロス削減プラットフォームを運営するスタートアップ。2018年4月より、製造や流通段階で行き場を失った余剰・規格外品食品を消費者に直接つなぐEC(BtoC)事業を中心に、未利用の原材料を使ったオリジナルの「アップサイクル食品(Re:Youチョコレート)」を製造・販売するDtoC事業を行い、サステナブルな社会の実現を目指して食品ロス削減事業を行っている。その他、食品ロスやSDGsに関するイベント開催のほか、情報コンテンツを積極的に情報発信。自治体・民間企業との連携も積極的に行っており、2020年「食品産業もったいない大賞」審査委員長賞を受賞した。

日本の食品ロス課題に対する関心は年々高まっているが、まだ十分とは言えない状況だ。同社は食品ロス削減を日々ビジネスとして行う立場にあり、具体的な現状を知っていることから、講義・研修を通じて社会を啓発する意義が高いと捉えている。特に、将来を担うZ世代が食品ロス・環境問題への関心が高く、講義を通して同社も人材育成に寄与できるのではと考えている。なお、ロスゼロのアドバイスを受けた帝塚山高校の生徒が「第9回高校生ビジネスプラン・グランプリ」で食品ロス削減事業を発表し、全国308プランの応募の中ベスト100に入賞した。

ロスゼロ