2021年12月14日 13:00

美術出版社は、数々の美術系大学で教科書にも採用されている「ライブラリー 歴史編」のシリーズ第2弾、「美術出版ライブラリー 西洋美術史」を12月21日に刊行する。
本書は、「美術」の起源から現代まで、全11章構成、700点以上におよぶ豊富な図版とともに通史を学ぶ、「西洋美術史」の決定版。執筆者には、第一線で活躍する研究者15名を迎え、最新の視点から、いま私たちが学ぶべきポイントを丁寧に解説する(監修=秋山聰・東京大学教授、田中正之・国立西洋美術館館長)。第一線の研究者たちにより、時代別にわかりやすく、豊富なビジュアルとともに西洋美術史を紐解く。「西洋美術を学びたいけれど、何から読めば良いか分からない」「情報を整理しながら、体系的に学びたい」という人におすすめの一冊だ。
1~11章の時代別に「概説」「各論」「コラム」の三部構成。「概説」で大きな時代の流れをつかみ、「各論」では重要項目を解説。見開き完結で、ポイントがひと目でわかるようになっているので、どのページからも読み始められる。執筆者の独自の視点を組み込んだ「コラム」では、さらに美術への興味を掘り下げる。全体を通して作品図版を大きく掲載することで、画集さながらの迫力で作品の魅力、美術の力を伝える。ビジュアルだけでも楽しめる一冊となっている。
価格は3800円(税抜)。発売日は12月21日。