
スマカンは、内閣人事局・人事院発表の人事評価マニュアルに完全準拠した公務員のための人事評価システム「スマカンPublic -人事評価」のサービス提供を開始した。
昨今の少子・高齢化やその影響による経済成長の鈍化を背景に、公務員の在り方も従前とは異なってきており、そのための人材の育成や教育・評価についても大きく変えていかなければならない状況だ。また、ワークライフバランスを意識したマネジメントを公務員も取り入れていく必要がある。そういった背景の中で公務員にとっても人事評価システム、人材情報システムが必要とされている。
これまで公的機関において人事評価システムを導入する場合には、オンプレミス型などの大掛かりな設備、または大幅なシステム改修やカスタマイズが必要で費用も高額であることから導入が進まず、公的機関のシステム化の遅延はイメージによる評価の蔓延や、客観的な指標がない上長の主観による評価の決定、他者比較による優劣の判断など、適正な評価の障害になるだけでなく、不平や不満、不信の発生にもつながり、結果的に人材の成長を阻害することにもつながっている。
「スマカンPublic -人事評価」は、さまざまな人事評価のプロセスをシステム化することで人事評価業務の効率化、高度化、透明性を高め、全職員の信頼向上をサポート。また、人事給与や事務処理を伴う人事業務全体の業務効率化となることから、職員の事務処理時間の軽減により、本来業務の時間を創出することができる。結果として組織パフォーマンスを上げていくといった効果が期待でき、国民市民にとっての貢献度が向上する。