2021年12月10日 09:59

船井総合研究所は、商工組合中央金庫と連携し、両社の主要な顧客層である中小・中堅企業向け「ESG診断」を開発し、新たなサービスとして提供を開始した。

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)及びガバナンス(Governance)の略。世界的に脱炭素社会に向けた動きが加速する中で、大企業を中心に、環境・社会・ガバナンスに配慮したESG経営の取組みが進んでいる。大企業は、取引先を含めたサプライチェーン全体に、CO2削減や人権・労働関連のコンプライアンス等を求めるようになっており、大企業と取引のある中小・中堅企業もこうしたESGへの取組みが求められている状況だ。しかしながら中小・中堅企業では、多岐にわたるESGへの取組みを、大企業のように部署別・担当別に実施することが難しく、より効率的かつ実践的に取り組みたいというニーズが昨今徐々に高まっている。

「ESG診断」サービスは、自社のESGへの取組み状況を評価し、強化が必要な内容を特定するサ-ビス。顧客からの「ESGへの取組み強化は必要と思っているが、どこから着手して良いか分からない」という声に応え、第一歩を踏み出すために必要な項目を設定した。同診断を実施することでESGへの取組みにおける課題が明らかになり、同社はそれに応じた様々なソリューションの提供を行うことができるため、顧客の企業価値向上に貢献することが可能となる。

船井総合研究所 / 商工組合中央金庫