2021年12月10日 09:58

資生堂研究所が主導するオープンイノベーションプログラム「fibona(フィボナ)」は、活動プランの一つである「Co-Creation with Startups」の第3弾として、海外スタートアップ企業との連携を開始する。

同社の研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター(GIC)」は、都市型オープンラボとして2019年4月に本格稼働した。「多様な知と人の融合」をコンセプトとしてイノベーション創出に向けた活動を推進しており、GICのコンセプトを象徴する活動である「fibona」は、外部のユニークな発想やテクノロジーと、資生堂が持つ美やサイエンスの知見を融合し、世界をワクワクさせる新たな価値の創造に挑戦している。

今回、同社は韓国貿易協会が保有するオープンイノベーションプラットフォーム「Innobranch」を通じて、10月18日~11月17日まで、「Medical Beauty」をテーマとして韓国国内のスタートアップ企業を募集。12月6日にオンラインで実施した最終審査の結果、LABnPEOPLEとの協業を決定した。今後、同社のグローバルな研究開発体制の元で、韓国のスタートアップ企業とともに、具体的な共同研究計画を検討し、早期のイノベーション創出を目指す。

同社は、資生堂独自のR&D理念「DYNAMIC HARMONY」のもと、異業種を含むスタートアップ企業が保有する、斬新なアイディア・技術を、同社の強みとする研究領域の知見・技術、商品やサービスと融合させることによって、イノベーションの創造に果敢に挑み続ける。

資生堂