2021年12月03日 19:55

江崎グリコは、双子や三つ子など多胎児を育てる家庭の孤立を防ぐために、日本多胎支援協会の協力のもと、「多胎児ファミリー向け母乳とミルクのお話会」を、12月21日より開始する。

双子や三つ子などを育てる多胎育児では、「授乳回数の多さ」「睡眠不足」「過大な心身への負担」など過酷な実態が問題となっている。一方で、日本では多胎児出産の割合が総分娩数の約1%であり、多胎児家庭は自分と同じ境遇の家庭と出会いづらい。さらに、現在新型コロナウイルス感染症の影響で、子育て支援センターなどの利用制限や遠方の親の支援も得られにくい状況も。加えて多胎育児は、単胎育児の場合よりも虐待死の発生頻度が2.5~4倍高まるという調査結果もある。

上記問題に対し、江崎グリコでは「日本多胎支援協会」の協力のもと、2020年7月に多胎児家庭向けの液体ミルク購入支援を開始。2021年7月にはその期間を1年間延長した。

今回スタートする「多胎児ファミリー向け母乳とミルクのお話会」(無料)は、多胎児のママ・パパなどの保護者であれば誰でも気軽に相談できる、育児支援のオンラインサービス。多胎育児の経験者で、多胎育児に関する専門知識を身に着けた江崎グリコの栄養士・子育てアドバイザーが、多胎ならではの子育て相談のほか、栄養や調乳などの相談にも対応する。参加方法はWEB会議システム「Zoom」を使用。受け付けはこちら(事前に「with Glico」会員登録が必要)。