2021年12月01日 16:04

AHCグループは、「関わるすべての人が成長する場」をコンセプトに、12月1日、千葉県千葉市若葉区若松町にて、「GROWTH FIELD」プロジェクトをスタートする。
同グループの主力である福祉事業では、障害のある人々の未就学期から成人後までサポートできる事業所を運営。以前より利用者の工賃UPを目的に、付加価値の高い仕事を模索してきた。2018年からは、世界最大サイズのカブトムシとして人気のある、ヘラクレスオオカブトの飼育を専門家のアドバイスを受けながらスタート。育てたヘラクレスオオカブトをネットオークションで販売することで工賃UPを実現した。
今回、さらに付加価値を高めていくため、子会社であるセンターネットワークと連携し、「GROWTH FIELD」プロジェクトを千葉県若松町でスタートする。センターネットワークが主体となり、国産の菌床椎茸を栽培・販売する「きのこハウス」、主にヘラクレスオオカブトの飼育をする「ヘラクレスデザインラボ」、ヘラクレスオオカブトや飼育キットを販売する「昆虫ショップ」の運営を行う。
椎茸の栽培には、国産のオガ粉・ふすま・米ぬか等を配合した菌床を使用。使用後の廃菌床は粉砕の上、栄養分を加えて発酵させ、昆虫マット(ヘラクレスオオカブトの幼虫が好むエサ)として再利用。さらに、使用後の昆虫マットは、堆肥としてリサイクルし、畑に還元していくことで環境循環型モデルを実現させる予定。