2021年11月30日 19:35

外国人共生ソリューションカンパニーのグローバルトラストネットワークス(GTN)は、エポスカードと協業。在住外国人向け運転免許ローン保証サービスを、11月30日より本格展開する。エポスカードが提供する運転免許クレジットについて、外国人利用者のローン保証を、保証会社であるGTNが行う。
内閣府の発表によると、日本国内における外国籍運転免許保有者数は2018年に90万7086人に上り、2009年から25%増加している。日本在住の外国人数の増加に伴い、外国人による免許取得数も年々増えていると考えられる。また、免許取得費用の支払いについてはローンの活用も広がっており、特に外国人のローン申し込みニーズは近年高まっている。一方で、支払い能力があるにもかかわらず、日本語能力やコミュニケーションの問題によりローンの審査が通りづらいという社会課題があるのも実情。
GTN保証サービス付エポスカードの運転免許クレジットは、東関東や中部地方など在留外国人が多い地域を中心に、全国100校以上の自動車教習所で利用できる。英語・ポルトガル語・中国語・ベトナム語・スペイン語などに対応。ローン申込書の多言語対応や母国語でのローン審査が可能。GTNの保証があれば、保証人や保証金は一切かからない。留学生も利用可能で、学校に通いながら免許が取得できる。
GTNは2006年の創業以来、外国人専門の家賃保証サービスを提供している。今後も人種・民族・宗教・国籍などにかかわらず、外国人の日本での生活を向上させることによる「創造的共生社会の実現」を目指す。