2021年11月17日 19:56

ぐるなびは、飲食店向け業務用食材・資材仕入れ専用のECサイト「ぐるなび仕入モール」を11月17日より先行オープンする。
飲食店の発注業務は、FAXや電話などのアナログな手法に頼ることが多く、業務コストがかかっている状況だ。同社では、このような課題に対して「定期発注サービス」として、発注業務をスマートフォンで簡便に行える「ぐるなび発注」のトライアルを先行して実施し、約100店舗の飲食店が利用(11月5日時点)している。さらに、農林水産省からの受託事業として、2020年7月~2021年2月まで飲食店向け国産食材ECサイト「ぐるなびFOODMALL」を期間限定で運営。約1万3000店舗の飲食店と約1000社のサプライヤーネットワークを構築し、食材仕入れに関するニーズや課題の収集を行ってきた。そこで得た知見やノウハウをもとに、飲食店の発注業務のさらなる効率化や、飲食店・サプライヤー双方にとって新たな取引先の開拓に役立つ「マッチングサービス」として、「ぐるなび仕入モール」を新たにオープンし、食材受発注支援事業への本格参入を進める。
「ぐるなび仕入モール」は、食材や飲料をはじめ、テイクアウト用の資材等、定番商材から付加価値の高い商材が揃う豊富な品揃えや、価格や生産地等で絞り込みができる仕入れに特化した検索機能が特徴だ。まずは先行オープンとして、厳選されたサプライヤーから約1万3000点を出品。今後は全国のサプライヤーが出品可能となり、2022年4月には2万点を超えるラインナップを目指し本格オープンを予定している。