2021年11月17日 09:01

WRO(World Robot Olympiad)は、本年の決勝大会「WRO 2021国際大会」を11月18日~21日の4日間、オンラインで開催する。

WROは、シンガポールサイエンスセンターの発案により2004年に始まった国際的なロボット競技大会。世界中の小学生から高校生までを対象に、科学技術を身近に体験できる場を提供し、創造性と問題解決力を育成することを目的に開催している。

16回目となった2019年には、世界2万8000以上のチーム、約7万5000人が参加。日本では毎年、全国40カ所でWRO Japan公認地区予選会が開催されており、2019年には参加チーム数が2000チームを超えた。2020年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、国際大会は開催されなかったが、国内ではオンラインで競技大会を開催した。本年は全国35カ所でWRO Japan公認地区予選会が開催され、オンラインで開催されたWRO Japan決勝大会にて、国際大会に出場する7チームが選抜された。選手は世界中のロボットのモデルデザインや自律的に制御するプログラムを開発し、与えられた課題を解決する競技に挑戦する。日本チームは、2019年にハンガリーで開催された国際大会において、アドバンスド・ロボティクス・チャレンジでの銀メダル獲得をはじめ、小中高合わせて4チームが入賞し、今年も活躍が期待される。

開催日は11月18日~21日。

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