2021年11月16日 15:57

RABOは、「Catlog総合研究所」の設立を発表した。
「Catlog総合研究所」は、同社が開発する猫専用IoTサービス「Catlog」シリーズを利用している猫から取得・蓄積された28億件を超える、行動ログデータや体重・排泄データなどを活用した研究機関。「Catlog」シリーズは、猫の行動を24時間365日見守る首輪型デバイス「Catlog」と、トイレの下に置くだけで猫の体重や排泄情報を記録する「Catlog Board」を展開中だ。
日本で飼われている猫の94%は室内で飼育されている猫(イエネコ)だと言われている。「Catlog総研」は、Catlogシリーズを利用している室内飼育のイエネコから収集された特有の膨大な各種データを研究し、有効活用していくための研究機関。イエネコは他の動物に比べても、特に複雑な動きをする動物だと言われている。その複雑なイエネコ特有の動きに特化し、バイオロギング技術とAI技術を活用して蓄積・解析された大量のイエネコデータは、非常に特徴的でユニークなものであり、他では持ち得ない特別なデータだと言える。
「Catlog総研」が保有し解析する、1猫毎に個別に収集された属性データ・行動データ・排泄データ・飼い主のデータ等に加え、それらのデータの組み合わせから導き出される研究データは大きな価値をもたらす。個体毎に収集されたデータを比較することで、似た個体との比較や平均値との比較が可能になり、その情報からゆくゆくは異変の検知や症例の早期発見など、イエネコに還元できる有益な情報にもなることを期待している。