2021年11月16日 09:04

中央酪農会議は、11月9日、「第13回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」表彰式を、UDXシアターにて開催した。

「ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」は、生産者が独自に勉強しながら試行錯誤を繰り返している国産ナチュラルチーズ開発の現状にあって、現段階における正確な技術評価を行うとともに、国産ナチュラルチーズ生産者、研究者、料理専門家、流通・販売業者等が一堂に会して情報交換やアドバイスを行う場を提供することで、製造技術の向上を図り、日本の気候風土にあった独自のナチュラルチーズを創り出していくこと、国産ナチュラルチーズの消費を拡大することを目的として、1998年2月に第1回が開催された。今回のコンテストには96のチーズ工房から、ハードタイプ33品目、ソフトタイプ74品目、フレッシュタイプ他117品目の計224品目が出品された。

13回目となる今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、最終審査の公開や一般客向けに実施していたチーズやワインの展示試食会やトークセッションなどの開催を見送り、代わって開催日前日~当日にかけて実施していた審査の模様を事前に収録し、オンライン配信するという形式での開催となった。同表彰式では、最優秀賞にあたる農林水産大臣賞1アイテム、農畜産業振興機構理事長賞1アイテム、中央酪農会議会長賞1アイテムと、審査員特別賞1アイテムを表彰。農林水産大臣賞に選ばれたのは、ハード熟成6カ月以上部門からエントリーした「蔵熟成ゴーダ」(丹波チーズ工房)だった。

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