2021年11月12日 19:54

ワイヤレス・リモートサービスを提供するワイヤレスゲートは、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえと連携。「こども食堂応援Wi-Fi ~conneXion for SMILE~」を、12月1日に販売開始する。
同社は、「逆プロポ」を活用して大阪府枚方市とこども食堂のDX化に向けた実証実験の準備を進めている。枚方市は、現在21カ所で運営されているこども食堂が、市内の全ての小学校区(45校区)で実施されることを目指している。そのための課題の1つが、食材提供寄付者(個人・法人)とこども食堂とのマッチングであり、食材の配送だった。
こども食堂応援Wi-Fiは、「ワイヤレスゲートWiMAX+5G」の新ブランド。契約者から預かった寄付金を、むすびえを通じてこども食堂の支援に役立てる、社会貢献型の通信サービス。寄付金額は、1契約あたり毎月500円。寄付金の使途は、こども食堂支援活動(食材寄付者からの食材配送、弁当の宅配等)。配送や宅配にタクシーやカーシェアなどを利用している現状において、契約者に通信サービス(毎月100GB程度)を利用してもらいつつ、こども食堂に関連する1回の配送に寄与する「100GB for 1 delivery」を実現したいと考えている。
こども食堂も通信サービスも、「つながり」が大切なキーワード。つながりを通じて、誰かの笑顔に寄与できたらと願い、新ブランドのコンセプトは、conneXion for SMILEとした。支援先は大阪府枚方市のこども食堂から開始し、順次全国に展開していく。