2021年11月12日 19:44

伝統的織物「小倉織」のデザインから販売までを行っている「小倉 縞縞」は、「ハギレ展」を、本年度はオンラインとオフラインにて同時開催している。これは、織物の本質を糸から伝え、サステナブルなものづくりを広めることを目的としたもの。
製品をつくる際に出る残布や、生地を織る際に出る残糸・耳糸まで、通常は活用されていなかった工場端材までセットにして販売。それにより、リサイクル、アップサイクルにつながるものづくりを楽しんでもらうための取り組みとなっている。
例年、実店舗前に行列が出来るほど人気のイベントだが、昨年はコロナウィルス感染拡大の影響で、店舗での開催を見送り、初めてオンライン上で開催。店舗に来ることが難しかった遠方の人にも小倉織のハギレに触れてもらうことができ、大好評だった。そして、本年度は、オンオフ融合の開催を実施。コロナの回復の兆しとともに新しい時代へのシフトチェンジとして、オンオフ融合での開催は、織物業界でもこれからのスタンダードとなると考えている。
また、教育関係者や話題のデザイナーなど各分野で活躍中の人たちを審査員として迎え、縞縞のハギレを使った作品による「縞縞クリエイターズコンテスト」の開催をオンライン上で予定している。「小倉 縞縞 オンラインショップ」開催期間は11月11日10時~17日23時59分まで。オフラインでは「小倉 縞縞本店」にて11月14日まで開催する。詳しくはこちら。