2021年11月05日 09:55

ジェフユナイテッド市原・千葉は、日本サッカー協会(指導普及部グラスルーツ推進グループ)協力のもと、10月31日、2021-22YogiboWEリーグ第7節vs三菱重工浦和レッズレディースの前座試合としてウォーキングフットボールを実施した。
ウォーキングフットボールとは、歩いて行うサッカーのこと。2011年7月にイングランドで行われた55歳以上の高齢者の健康のためのサッカーが原点と言われている。日本サッカー協会では、サッカー未経験者でも、運動が苦手でも、障害があっても、怖がらずにプレーできるように「非接触(ボールを取りに行かない)」という日本独自のルールを導入している。年齢や性別、障がいの有無しに関係なく誰もが一緒にプレーできるスポーツだ。
今大会では、知的障がい者、精神障がい者、シニア、ジェフレディースU-15と様々な人による混成チームで実施した。ジェフユナイテッドは、普段は違う環境でサッカーに関わっている人々がお互いを理解し合い楽しみながらプレーしている姿を見て、クラブの理念に掲げたダイバーシティの実現をすることの大切さを改めて感じた。この活動を通して様々な人が手を取り合い、違いを受け入れ共に楽しむことのできる未来を予感した。ジェフユナイテッドはこのような活動をとおして、今後も個性を尊重し合える社会の実現の一助を果たしていきたいと考えている。