2021年11月05日 09:59

三菱地所は、スマホアプリやスマートスピーカーを使い、住設機器・家電などのIoT機器をまとめて操作・管理できる総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」を開発した。
IoT先進国のアメリカや中国などで導入の進むスマートホームだが、日本国内では様々な要因により浸透が進んでいない。その理由として、メーカーごとに機能やアプリが細分化されており、統合的なサービスがないこと、設置・設定が難しい上に、利用開始までのフローがユーザー任せになってしまっていること、アフターケアやトラブル時の緊急対応などエンドユーザーをサポートする機能が充実していないこと等が指摘されている。「HOMETACT」は、総合デベロッパーである同社のノウハウを活かしながら、これらの市場課題を解決する総合スマートホームサービスとして開発した。
「HOMETACT」は、特定のブランドやメーカーに依存しない、幅広いIoT機器・住設機器の自由な連携を実現。オリジナルアプリと音声でスマートロック、エアコン・照明などの機器をまとめて操作・制御可能で、対応機器は今後さらに拡大予定だ。サービス利用開始時の煩わしい初期設定作業は不要で、ログインだけですぐに利用開始。また、Wi-fiスピーカー、ロボット掃除機、照明などをユーザーが自由に持ち込み、連携させることが可能。さらに、設置・設定サービス・コールセンター・駆けつけサービス(予定)など、導入からアフターケアまで一貫したサポート体制を実現し、どの世代のユーザーも簡単・安心にスマートライフをスタートさせることができる。