2021年11月05日 08:55

トリデンテは、生産農家の人材不足課題やフードロスといった社会課題解決のため、新規事業として、生産者と消費者をつなぐマルシェ事業「Vegengers Veggi(べジンジャーズベジー)」をスタートする。
同社は、「スポーツと人生の、新しい架け橋を創る」をミッションに掲げ、社会に貢献することを目指している会社。野菜に可能性を見出し、持続可能な未来の為に行動する全ての人のことをVegengersと称し、全国にいる日本の食を支えるVegengersである生産農家と消費者を直接繋ぐ環境を、「Vegengers Veggi」と冠して創出する。ついては、都市における社会課題や地域課題を民間の活力と共に解決する「渋谷未来デザイン」の正会員に加盟し、Social Innovation Weekの一環として11月7日に開催される笹塚・幡ヶ谷・初台エリアの地域イベント「388マルシェ」に初出店、同法人とともに都市生活者と全国の生産農家をつなぐ場としての実証実験を行う。
食のマルシェでは、開催時に収穫する生産物が並ぶ。すなわち非常に多忙な収穫期と開催が重なることは生産農家の負担であり、開催場所近隣農家や加工品販売など、出店できる生産農家は限られてしまう。「Vegengers Veggi」では、限りなく生産農家の出店負担を軽減するため、生産農家から納品する全生産物を買い取り、ボランティアスタッフが生産農家に代わりに販売を行う。生産物納品だけで出店が完了し、さらに全生産物買い取りにより、消費者と繋がることのできる定期的な卸場所として計算することができる。