2021年11月02日 19:00

生産者の課題解決や、スマート農業の利活用を促進する団体「できる.agri」は、11月2日、「農業の相談 by できる.agri」を発表した。
「できる.agri」は、「ITで農業の『できる』をもっと。」をコンセプトに、参画企業24社とともに、生産者の課題解決や、スマート農業の利活用を促進する団体。農業の課題解決事例の発信や、全国各地でのセミナー開催、コミュニティ運営、「IT農業カオスマップ」などの情報開発・提供を通じて、生産者にIT農業の可能性を広げている。
これまで「できる.agri」では、生産者と関わる中で「フェーズに応じたITツールの選択方法が分からない」「そもそも自分の課題がどこにあるか分からない」といった意見をよく耳にしてきた。そこで、少しでも多くの人が手軽に自身の「課題」「のびしろ」に気づけるよう、webコンテンツとして2020年7月に「のびしろ診断β版」を公開。利用者からのフィードバックを元に改善・再設計に取り組み、本サービスの提供に至った。
本サービスは、経営、生産、販売各カテゴリに10問ずつある設問に回答することで、何が自身の「強み」で、何が改善の余地がある「のびしろ」なのかが分かる、生産者向けの診断システム。回答の点数に合わせて「経営」「生産」「販売」項目それぞれの診断結果を表示。診断結果からそのままコンシェルジュへ相談することが可能で、生産者の課題に合わせた最適な課題解決方法を提案する。