2021年11月02日 19:00

トライアルホールディングス傘下のRetail AIは、スーパーマーケットのスーパーセンターTAIYO 本渡店に、11月2日よりスマートショッピングカートを納入する。「スマートショッピングカート」は、キャッシュレス決済機能付きタブレットを搭載した買い物カートで、RetailAIの納入実績はこれまで51店舗で合計約5300 台となる。

「スマートショッピングカート」は、専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するスキャナーで客自らが商品バーコードを読み取る。それにより、通常のレジでの商品登録や会計の手順を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますことができるのが特徴。レジ待ちの時間を大幅に短縮すると共に、店舗オペレーションの省力化を実現する。また、売場でスキャンした商品に応じたレコメンドをカート付属のタブレット画面に表示したり、その場で使えるクーポンを配信したりするといった機能も搭載している。

今回、スーパーセンターTAIYO 本渡店には「スマートショッピングカート」が約70台導入される。レジ待ちによる不満やコロナの感染予防の課題を受け、老若男女問わず便利に利用が可能な点、非接触や非対面を可能にする点が評価された。今後は利用率の向上を目指し、「After コロナ時代」の店舗経営に合わせたDXを推進する。

なお、本納入は、リテールパートナーズ傘下の株式会社「丸久」が運営するスーパーマーケット「アルク」2店舗への納入に続き、Retail AIとして2例目の外販となる。