2021年11月01日 15:15

栃木県宇都宮市と「さとふる」は、「さとふるクラウドファンディング」にて、猫の殺処分ゼロを目指し、離乳前の子猫を新たな飼い主への譲渡につなげるため寄付受け付けを開始した。

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型ふるさと納税サイト。寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができる。そのほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することも可能。

宇都宮市は、人と動物が共生する社会を実現させるため、宇都宮市内の猫の殺処分ゼロを目指している。処分される猫の多くは、飼い主が不明の離乳前の子猫。そこで栃木県獣医師会では、宇都宮市が収容した離乳前の子猫を市内の動物病院で預かり、病気の診断・治療を行った上で、健康維持や体力確保のために一時飼養。宇都宮市に返還後、新しい飼い主へ譲渡してきた。

このたびは、この活動を推進するため、「さとふるクラウドファンディング」を通じて寄付を募集する。集まった寄付金は、宇都宮市内の動物病院で行う子猫のウイルス疾患などの検査費用や、飼養期間のキャットフード代などの飼育管理費に活用される。目標寄付額は260万円。詳しくはこちら