2021年11月01日 09:26

地域の農商工業者が一体となったまちおこし「新・志布志ベン茶ー宣言」の1年成果を「お茶の日」に発表した。
令和2年10月31日(日本茶の日)の「新・志布志ベン茶ー宣言」からちょうど1年を迎える。この間、鹿児島県の「茶の産出額」が初の全国首位となり機運が高まる中、市内の農林水産業者を中心に、生産加工業者・商工観光業者が一体となり、しぶし茶を活用した「新商品開発」および「文化創出」の2事業に取り組んできた。
平成29年1月、粉末茶で割る焼酎の飲み方が「茶酎」として志布志市観光特産品協会名で商標登録された。志布志市では、この商標登録を機に、特産品である「しぶし茶」の新しい飲み方を全国へ広め、盛り上げるための様々な活動に取り組んできた。
「新・志布志ベン茶ー宣言」のプロジェクトでは、本市内にある志布志高校、尚志館高校の生徒たちから広くアイデアを募集し、寄せられたアイデアを商品化するため専門家にアドバイスをもらいながら検討を進めた。文化創出事業メンバーと志布志市観光特産品協会職員のイチオシメニュー満載の「抹茶を使った料理レシピ」を作成、関係施設で配布開始する。
今回生まれた志布志オリジナル「茶酎ドレッシング」は、野菜サラダはもちろん、緑茶の爽やかな風味・苦み・色を生かして、カルパッチョのソース、唐揚げ等にかけても、サッパリとした口あたりになる。ほか、同時開発された「お茶スイートポテト」「お茶ちりめん佃煮」も商品化決定した。