2021年10月29日 12:00

マスコールは、冷凍品の新価値を創造・発信するためのコンソーシアム「フローズンエコノミーラボ」に、パートナー企業として参加した。

「フローズンエコノミー」とは、冷凍品を活用するサービス提供や事業運営をする企業・団体だけではなく、冷凍技術の進化や調理器具を含めた電気製品、電力供給、資材、物流など、冷凍品にまつわるあらゆるものを含んだ経済圏。「フローズンエコノミーラボ」は、「フローズンエコノミー」普及活動(既存事業者、及びユーザーへの普及活動を実施)、「勉強会」(事業者間や、ユーザー及びその他専門家を招いての市場に関する勉強会の開催)、「事業者間の交流」(事例や運営ノウハウなどを、交流を通じて共有)などの活動を行うことで「フローズンエコノミー」の活性化に取り組んでいく。

マスコールは関西を中心とした顧客向けに、自社工場による産業ガスの製造から販売、関連機器や消耗品の販売、機械・装置や工場環境の提案を行ってきた。2021年度から食品事業に本格的に参入し、食品添加ガスの製造を開始。また、ガスを利用した食品保存ソリューションとして、−196度と超低温の液化窒素で素早く凍結し食品の細胞破損を抑制、ドリップロスを抑えおいしく急速冷凍できる液化窒素式凍結機を取り扱っている。「フローズンラボエコノミー」に参加することで液化窒素式凍結についての情報を広く伝えると同時に、参加企業同志の情報交換や交流を通じて液化窒素式凍結の可能性を探り、冷凍技術を用いた食品保存による食の価値向上を目指したいと考えている。

フローズンエコノミーラボ / マスコール