2021年10月29日 09:06

インスタリムは、経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムであるJ-Startupプログラムにおいて「J-Startup企業」として選定された。
J-Startupは約1万5000社の日本のスタートアップから厳正な審査で選ばれた企業をJ-Startupの「特待生(J-Startup企業)」として選定し、「世界で戦い、勝てる企業」に育て上げるため、民間支援機関・NEDO・JETRO・経済産業省による事務局が中心となる「J-Startup Supporters」が集中支援を行う。
インスタリムは、従来の約10分の1以下となる低価格・短納期の3Dプリント義足をフィリピンで製造販売する日本発のスタートアップ。義足は、一人一人の体に合わせて医学的に最適な形状を手作りする必要があり、1本あたり30~100万円と高価であるため、糖尿病性壊疽などの血管疾患や交通事故などで脚の一部を無くしたにもかかわらず義足を購入できない人が、未だ世界に4000万人以上も存在すると言われている。このような社会課題を解決するために、同社は3DプリンティングおよびAI技術を活用した新しいデジタル製造ソリューションを開発し、従来の約10分の1水準となる低価格で、かつ短納期の3Dプリント義足を、2019年よりフィリピンにて製造販売している。
同社は、政府支援を受けた海外事業(フィリピンおよびインド)の更なる加速のため、ビジネス、コーポレート人材およびエンジニア人材のグローバル採用を推進する。