2021年10月29日 09:04

トゥリー(TREE)は、企業が地域のSDGs学習支援をする「スクールファシリテーター育成事業」を本格的に実施する。
2020年度から学習指導要領が新しくなり、小学校の教科書においてもSDGsについて掲載されるようになった。しかし、学校教育においては既に教師は多忙であり、その上コロナで授業全体が圧迫されていく現状の中、教育メディア「SDGs.TV」を運営するTREEでは、外部からSDGs教育を支援・推進ができる「SDGsスクールファシリテーター」を育成する事業を展開するに至った。外部講師を育成し、その講師の人々が出前授業に出向く事で教師のサポートができる。また、この外部講師を地域の企業の人に担ってもらう事で「児童の学習を地域の企業が応援する」という教育支援の展開ができる運びとなった。
同事業最初の協働パートナーである北海道電力をはじめとするほくでんグループの社員約70名が、今年度、北海道内の小学校においてSDGs学習の出前授業を行う予定だ。出前授業では、児童の興味関心を引き出し、SDGsを自分事化するために、TREEが運営するSDGs教育メディア「SDGs.TV」に掲載されている短編映像やワークショップを組み合わせた効果的な学習内容を展開する。
今後、TREEはSDGs達成に向けて地域に根差した企業と協働しながら、全国の小学生に向けたSDGs学習の支援を推進していく。