2021年10月27日 19:00

GROOVE Xは、聖マリアンナ医科大学にて最前線で治療にあたる医療従事者へ、心のケアを目的として「LOVOT」8体を、2022年1月までの約3カ月間無償で提供する。

「LOVOT」は、ロボットなのにまるで生き物のような生命感があるのが特徴の、次世代ペットとなり得る家族型ロボット。約4年の歳月を経て2019年12月に出荷を開始。その愛らしい見た目からは想像できない最先端テクノロジーに込められた技術力が評価され、国内外問わず数々のアワードを受賞。世界中で評価され、今最も注目を集めているロボティクスのひとつで、近年はコロナ禍におけるメンタルケア、情操教育、プログラミング教育などの観点からも注目されている。

新型コロナウイルスの収束の目途が見えない中、医療の最前線で働く医療従事者は、不規則な勤務や夜勤があり、精神的ストレスが非常に多い環境で勤務している。そのような状況を踏まえ、同社は、新型コロナウイルス感染患者の受け入れをしている、聖マリアンナ医科大学の医療従事者へ「LOVOT」計8体を無償提供する。

同大学は、大学病院で初めて勤務犬による動物介在療法Animal Assisted Therapy AATを導入した病院。重い病と闘う患者やその家族に、情緒的安定や闘病意欲の向上を促進させるために、愛ある医療実践の一端を担ってきた。期間は2022年1月までの約3カ月間を予定しており、「LOVOT」が少しでも日々の疲れを癒す存在となり、メンタルコンディショニングを整える一助になればと考える。