2021年10月25日 12:00

誠文堂新光社は、11月6日、「ノンアルコールドリンクの発想と組み立て」を発売する。
近年、世界的なドリンクの流れに「ノンアルコール」がある。クリーンで健康的な生活、アルコール泥酔をよしとない社会(日本では、飲酒運転禁止の強化)などその理由はさまざまで、この流れはますます大きくなっており、新型コロナウイルスの影響で、ぐっと加速度が増した。ノンアルコールドリンクに注力する店舗は増えてはいるが、まだ十分とはいえず、実際のところは模索している状態といえる。
本書はノンアルコールドリンクについて、その定義や背景、モクテル(ノンアルコールカクテル)のレシピや料理との合わせ方について、広い視点でまとめた一冊。ノンアルコールドリンクにどうアプローチして展開すればいいかの助けとなり、ノンアルコールドリンクについてきちんと知りたいと願っている、飲食店や料飲に携わっている人必携の指南書だ。
著者の安藤裕さんは、一橋大学経済学部在学中に単身渡仏し、ワイン商社「ベリー・ブラザーズ&ラッド」でインターンを経験する。大学卒業後、ワイン商社勤務を経て、2018年日本初となるノンアルコール専門商社「アルト・アルコ」を創業。2021年よりワインスクールでノンアルコール専門講師を務めている。
定価は3520円(税込)。発売日は11月6日。