2021年10月25日 09:46

アストラは、11月より、フルーツの業務用高速皮むき機「FAP-1001 匠助(しょうすけ)」を中国でも販売開始する。
同社は「速く・美しく」をモットーに果物の皮むき機械に強いこだわりをもつ、顧客から絶大な支持を得ているメーカー。「FAP-1001 匠助」は、高まる省力化やフードロス対策への要求に対応することが可能なため、世界中の販売済み地域では益々好評となっている。11月に上海で行われる果物関連の展示会「万果风云会」への出展にあわせて、中国でも同製品の販売を開始する。
一般的な皮むき機は小さな丸いユニット状の刃で果物表面をえぐるように皮むきを行うのに対して、同製品は、「ピーラー方式」を採用。この方式により、皮むき速度・表面の美しさ・ドリップの少なさ・歩留まりの良さなど、あらゆる面で皮むきのクオリティが向上する。果物を固定ピンにセットしたら、ボタン1つで皮むきから排出までの動作を自動で行う。今まで果物の皮をむいた事が無い人でも熟練者がむいたような仕上がりが得られ、人手不足の解消と生産性の向上に同時に寄与する。皮むき速度の目安として、リンゴの場合は1時間あたり約1200個(約360kg)の処理が可能だ。
専用の固定ピン、ブレードへ交換する事でリンゴ、梨、キウイ、レモン、オレンジ、柿、桃、など約20種類の果物の皮むきに対応。ベルトコンベア等と組み合わせることで、直ちに既存の製造ラインに組み込むことができる。低温環境や水分の多い環境下での使用を想定し、ステンレスで設計。8時間以上の連続稼働も可能な耐久性を持ち合わせている。