2021年10月25日 09:05

国境なき医師団(MSF)は、さまざまな分野で活躍中のゲストを招き、人道援助の意義や課題、喜びなどについて話し合う4種のオンライントークイベントを11月3日より順次開催する。
国境なき医師団は、民間で非営利の医療・人道援助団体。紛争地や自然災害の被災地、貧困地域などで危機に瀕する人びとに、独立・中立・公平な立場で緊急医療援助活動を届けている。現在、世界約90の国と地域で、医師や看護師をはじめ4万5000人のスタッフが活動(2020年実績)。1971年に医師とジャーナリストによってフランスで設立され、今年で設立50年を迎える。その活動は、緊急医療援助とともに、活動地で目の当たりにした人道危機について声を上げ、国際社会へ伝える「証言活動」も行ってきた。
今回のイベント1「いとうせいこうさんと考える、なぜ人道援助をするの?」(11月3日16時~17時30分)では、MSFの活動現場を取材した作家・クリエイターのいとうせいこうさんと、MSFの海外派遣スタッフが「なぜ人道援助をするのか」について、それぞれの活動経験をふまえながら、話し合う。他に、イベント2「クロストーク プロフェッショナル対談」(11月18日20時~21時)、イベント3「世界といのちの教室」スペシャル版(11月23日16時~17時30分)、イベント4「私たちは声を上げる。」(11月27日16時~17時)。
参加料金は無料。申し込み締め切り日は各開催当日の12時まで。配信ツールは、YouTube、Zoomウェビナー(予定)など。