2021年10月15日 13:17

マイボイスコムは、10回目となる「ファストフードの利用」に関するインターネット調査を9月1日~5日に実施し、1万177件の回答を集めた。
同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、ファストフード店の利用者は8割強、「年に数回以下」が4割弱でボリュームゾーン。月1回以上の利用者は4割強、10~30代では各6割弱となっている。ファストフード店利用者が、直近1年以内に利用したファストフード店は(複数回答)、「マクドナルド」が73.5%、「ケンタッキーフライドチキン」が44.5%、「ミスタードーナツ」「モスバーガー」が各30%台。過去調査と比べて、「ミスタードーナツ」「ロッテリア」が減少傾向だ。
ファストフード店利用者の重視点は(複数回答)、「食べ物がおいしい」が53.8%、「値段が手頃」が50.1%、「アクセスがよい」「気軽に立ち寄れる」「割引きサービスがある」が各20%台。「モスバーガー」「フレッシュネスバーガー」主利用者では、「原材料の品質が信頼できる」「食材の安全性に配慮している」が他の層より高くなっている。「マクドナルド」主利用者では「値段が手頃」「セットメニューが豊富」がやや高く、「食べ物がおいしい」がやや低くなっている。ファストフード店を利用する場面は(複数回答)、「昼食」が利用者の60.3%、「テイクアウトの利用」「小腹がすいた時」「夕食」が各2割弱。過去調査と比べて「夕食」は増加傾向、「テイクアウトの利用」は2019年調査より増加している。