2021年10月12日 11:09

サンシャイン水族館は、10月18日より「プラスチックごみをもっと知ることができるトイレットペーパー」をサンシャイン水族館内のショップ・アクアポケットにて販売する。
このトイレットペーパーは、「海と日本プロジェクトin東京実行委員会」が開催した「海洋インフォグラフィックコンテスト」において、サンシャイン水族館賞を受賞した作品をもとに同館が企画・制作した。尚、販売開始日より水族館内のトイレにこのトイレットペーパーを設置し、トイレ利用者にプラスチックごみの問題に対する意識を向ける機会を提供する(いずれも無くなり次第終了)。
「海洋インフォグラフィックコンテスト」は、6月、全国の小学生を対象に、現代の海洋問題と海の恵みについて学習してもらうための海洋オンラインセミナーを開催した。その後、コンテストに向けた海の自由研究を全国の小学生から募集。ノミネートされた小学生20名が御茶の水美術専門学校の学生と2人1組のペアとなり、自由研究をもとに約1カ月にわたってオンライン制作面談を行いながら、インフォグラフィックを制作した。完成したインフォグラフィックを8月21日に発表し、各賞が決定した。
今回の企画は、同コンテストに審査員として参加した同館館長の丸山さんが、取り組みに共感したことが起点となっている。1人でも多くの人に私たちの身近な問題であるプラスチックごみについて知ってもらうことで、自分事化しなければならないということが伝わり、行動変容を促すきっかけとなることを期待している。