2021年10月08日 10:39

誠文堂新光社は、10月20日、「星空教室 春の星座」を発売する。
春は冬の寒さもゆるみ、星空をじっくる眺めることができる季節。しかも夜の時間がまだまだ長く、宵に見える冬の星座から春の星座、そして真夜中から明け方にかけては夏の星空も楽しめる。北の空に見える7つの星で形づくられる北斗七星を目印に、星占いでもおなじみの黄道十二星座の、おとめ座、かに座、しし座などから始まり、なじみのある黄道星座をさがすことも楽しい。
本書では、春の星座の解説や星座観察の紹介はもちろん、星の明るさの違いや色の違いの理由を解説。また、星が生まれてから消滅するまでの、星の一生における姿の移り変わりについても紹介した。これから星空を見上げてみようと思っている星空観察ビギナーにお勧めの本だ。本書を夜空にかざして、北斗七星から延びる「春の大曲線」をたどりながら、次々に結んで星座を見つけていくが、じっくり観察するうちに、次第に星座の形がわかるようになってくる。
また、日本でも沖縄などの南の地域に行けば、地平線ぎりぎりに南十字星をみることができるので、南十字星の見つけ方も紹介した。星座を見つけるポイントの他、理科の教科書に載っているような星の明るさや、星の色、宇宙の広がりをやさしく解説、姿を変えながら成長をする星の一生についても紹介している。そのほか、全天88星座のデータや、火星・木星・土星を探す際に役立つ星座図も掲載した。
定価は2750円(税込)。配本日は10月20日。