2021年10月01日 11:04

たかやまくえすと推進実行委員会は、観光振興策として高山市をモデルにしたRPGゲーム「たかやまくえすと」を10月1日にリリースする。
同委員会は飛騨・高山観光コンベンション協会、名鉄観光サービス高山支店・新宿支店、井桁屋が主体となり、高山市や高山市商店街連合会、濃飛乗合自動車による協力のもと運営している。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される通称「古い町並」や、江戸幕府の行政拠点「高山陣屋」など、古い文化を色濃く残す岐阜県高山市は、1年を通じて国内外から多くの観光客が訪れる人気スポット。しかし、観光区域外にはなかなか誘客できず、インバウンド層のさらなる底上げと共に、新しい顧客層の獲得が喫緊の課題とされてきた。
「たかやまくえすと」は、無料でダウンロードできる昔懐かしい雰囲気のスマートフォンゲームで、観光名所・名物・名産品と実在する約40の商店が物語に登場し、ゲームをしながら自然と高山の魅力に触れるストーリーにすることで、アフターコロナの誘客を狙う。高山の魅力的な地域資源を元に創造されたファンタジー世界を少年が冒険するRPGアプリは、16bitで創られた世界がなんとも懐かしい。高山陣屋、高山祭などの観光名所・イベントのほか、朴葉みそ、さるぼぼ、一位一刀彫などの名物・名産品も物語に登場する。ゲームのプレイ時間は3~5時間。東京や大阪から高山へ向かうバスや電車の中でもちょうど楽しめる時間にしている。
価格は基本無料(リンク先各施設・商店での購入は有料)。配信日時は10月1日10時過ぎ予定。